ゾンビと戯れたい人々に~「デッドライジング」賛歌

先日の(っていうかかなり前ですな)wataruさんの記事に大いに触発された私は、
「よぉーし、俺もホラー映画好きの人達にゲームをオススメしちゃうぞぅ!」
と、知ったかぶり精神を大いに発揮しようとしたのだが・・・したのだが・・・
どうも文章がまとまらず仕上げられないまま現在に至ります。ああん。

おこがましくも『ゲームに詳しくない人に面白さを伝えよう』という思いと、現役ゲーマー特有の『マニアックなとこまで突っ込みたい』(本音→門外漢無視で突っ走りてー!)という欲求が完全に噛み合いませんでした。

「もういいや、このままお蔵入りさせたれ」
とも思ったんですが、なんか最近(でもなくなってしまいました・・・ああん)OLDたんがPS3買ったのを皮切りにコメントとかに『360』とか並んでいると、つい、追従したくなりますね。
そこで、色々紹介すると埒がアカンので、1本に絞ります。(という決断を下すに至るこの過程の長いことよ・・・嗚呼ン)

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Xbox360「デッドライジング」(CAPCOM)

おそらく現存する、もっとも「ゾンビ映画」したゾンビゲームです。
あれ?ゾンビゲームなら「バイオハザード」じゃないのん?というアナタ。
確かに、いかにもゾンビらしいゾンビ(ロメロ系)が初めてゲームシーンに登場したのは「バイオハザード」です。
3Dポリゴンによる立体的な臨場感の構築に成功した、という意味でも、「バイオ」の功績は無視出来ないのですが(それ以前にこの手法を実践したゲームはあれど、やはり日本での知名度はバイオでしょう)、ともかく、2以降の『スーパーヒーローアクション映画』方向への舵きりが(個人的には)いただけないのです。
よく、ミラジョヴォの映画版バイオを評して「あんなんバイオじゃねぇ」という意見を聞きますが、ミラの超人的な活躍などは、ゲーム版の『スーパーヒーローアクション映画』方向への舵きりに忠実に、かつゲーム版の矛盾を(ある程度)解消したな上手いアレンジだと思います。
それに、正直な話、ゲームのバイオハザード2以降のシナリオは・・・あまりこういう表現は使いたくないのですが、『糞』ですからね・・・アレに比べたらミラ版バイオのシナリオは上出来な部類ですよ。

では、ひるがえって「デッドライジング」はゾンビ映画好きをも満足させられうるか?
勿論、Yes、です。
何故なら、とても、ロメロの提示したゾンビの在り方に忠実だから。
そりゃ「ゾンビ」の権利団体MKR(&配給元ニューラインシネマ)が訴えたくなる気持ちもわかります。が。
ちょっと横道に逸れますが、この権利団体・・・大っ嫌いです。
ロメロでなく、こいつらが権利を握ってるおかげで、意味不明ななんとか版「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」が作られたり、ロメロが新作ゾンビ映画にバフを出せなかったりするわけですからね!
(一時は法的措置も辞さない構え・・・とか報じられましたが、どうなってるんでしょうね・・・)
さて、余禄はさておき、どこらへんが「ロメロの提示したゾンビの在り方に忠実」なのかを、ざっと列記。

ゾンビ禍の蔓延した町の描写がある。
ショッピングモールが舞台
「本当に怖いのは人間」ということがちゃんと描かれる
ゾンビ以外の変なクリーチャー(モンスター)が出ない
とにかくゾンビが腐るほど出てくる
仲間のゾンビ化シークエンスがある
そのなかで楽しいサバイバルを満喫出来る


まぁ、正直ドラマ部分では「ゾンビ」にはまったく及びませんが、それでも、似て非なるロメロ的世界で、とんでもない数のゾンビと戯れる(サバイバルする)ことが出来るのは、まさに、至福の時と言えましょう。

では、最後に、北米版「デッドライジング」のTV-CMを。
かなりアクション面を強調したCMですが、モール内の様々な者を使ってサバイバルする主人公フランク・ウエストの雄姿が見れます。

北米版「デッドライジング」トレイラーhttp://jp.youtube.com/watch?v=qyfc7f0Z3wU

・・・「ブレインデッド」の匂いもしますね^^;
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by rushiha666 | 2008-07-31 18:58 | Xbox360
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