ボーン・アイデンティティ

c0154066_0172249.jpgボーン・アイデンティティ(原題:THE BOURNE IDENTITY)

《あらすじ》
ある嵐の夜、イタリアの漁船が洋上に漂う意識不明の若い男(マット・デイモン)を発見する。
引き上げられたその男の背中には弾痕があり、皮下にはマイクロカプセルが埋め込まれ、それにはスイスの銀行の口座番号が印されていた。
男はなんとか息を吹き返すが、記憶を失っており、自分の名前も分からない状態だった。
数週間後、彼は身元の唯一の手掛かりであるスイスの銀行に向かう。
その貸金庫にはジェイソン・ボーン名義を含め6ヵ国のパスポートや大金、そして拳銃が入っていた。やがて暗殺者たちに狙われ始めた彼は、偶然出会ったマリー(フランカ・ポテンテ)の協力を得てパリへと向かうのだったが…。
(Yahoo映画より)


Xbox360版ゲームをやったら無性に観返したくなってしまいました。(でも、感想書くのは初めてでした。ラッキー?)
やはりマット・デイモンという「頼りなさそう」な配役がグゥですねぇ・・・否応ナシに記憶をなくした彼の心細さが伝わってくるし、同時に、「作られた暗殺者」として体に染み付いた技量で咄嗟の危機を切り抜け、そして曲芸じみた(しかし説得力抜群の)格闘技術で瞬時に敵を倒す様の、ギャップとカタルシスが素晴らしい。
こりゃゲーム化したくなるのもわかるなぁ。

他のキャストも本作のイメージ同様、華はないですが(笑)、まさに質実剛健といった感じで個人的満足度は高いです。
CIAの高官にクリス・クーパー、そしてブライアン・コックス。
そして、同じく作られた暗殺者であるピアノの先生(眼鏡男子)に、クライヴ・オーウェン。
ジミなキャストだからといってなんとなく観ていたら駄目ですよ~これほど続編と繋がりがあるシリーズもないですからね。
誰が、この1作目の時点でニッキーが以降あんな重要キャラになると予想しただろうか(笑)

しかし、殺し屋さん達の淡々かつ、機敏な行動はおっかないですねぇ。
おっかないと同時に、カッコイイ・・・ああはなりたくないな、と思うと同時に、どこかに憧れがある・・・クライヴ・オーェンが最後に見せる笑顔が寂しいですね。
そういえば、再見して思い出したんですが、殺し屋さん達、普段は定職に就いてるんですよね。なんか、会社の会議っぽいのに出てる人もいましたが、急のお仕事ばかりでしょうに、大丈夫なのかなぁ^^;

それにしても・・・2、3作目の監督、ポール・グリーン・グラスの手腕を知った今だと、ダグ・リーマンの演出はかなり物足りないなぁ。
手ブレカメラと細かいカットを重ねるグリーングラス風演出の迫力と緊迫感は凄いですからね。
(その分アクションシーンはリーマンの方が見易かったりしますが)
しかし、その物足りなさは、シナリオの構成の差も大きいんですけどね。状況もわからぬままの逃避行であった本作と違い、特に2(~スプレマシー)は、最初から明確な(そしてあまりにストイックな)目的を持って行動する様が描かれるので、全体の締まり方が違うんですよね。

そういうわけで、これからスプレマシーを観るとします。(ああ、でもゲームの続きもやりたいなぁ^^;)
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by rushiha666 | 2008-06-16 00:20 | 映画感想‐アクション‐
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