![]() と、いうわけで、スラッシャー映画の原点ともいえる「ハロウィン」(原題:HALLOWEEN)を観ました。正確には再見なのですが、それこそ餓鬼んちょの頃に地上波放映で見たきりなので、ほとんど初見に近いです。 《あらすじ》 1963年のハロウィン。イリノイ州にあるごく普通の平和で小さな町、ハドンフィールドで殺人事件が起こった。現場のマイヤーズ家で殺害されたのは、その家の長女、ジュディス・マイヤーズ。そして、彼女を殺した犯人はなんと、ジュディスの弟でまだ6歳という幼い子供、マイケル・マイヤーズであった。 悪夢の殺人事件から15年後。21歳になり、それまで精神病院でおとなしくしていたマイケルは、病院から突如脱走。途中で殺害した作業員から作業つなぎを奪い、更には金物店で白いハロウィンマスクと洋包丁を盗んだマイケルは、高校生のローリー・ストロードの命を狙う。その一方、マイケルの担当医である、ドクター・ルーミスがハドン・フィールドに訪れていた…。 (Wikipediaより) まさにスラッシャー映画の教科書。 後の「13日の金曜日」に代表される数多のスラッシャー映画の基本が、ここに詰まっているではないですか。 導入部の惨劇。 不安を煽る殺人鬼視点。 主人公に付きまとう不気味な影。 標的にされ、次々と殺されるティーンエージャー達と、工夫された殺害シチュエーション。 終盤におけるヒロインと人間性を廃した殺人鬼との攻防。 また、カーペンター(監督)にしては(なんて言ったら失礼か)演出がとても丁寧。 主人公の身の回りで凶行の犠牲者が出るのは、物語の中盤以降です。 その分、日中のパートで醸し出される不安感が凄い。 キャラクターもキッチリ描かれているので、感情移入もバッチリです。 殺人鬼マイケル・マイヤースの幽霊のような神出鬼没さと、あの白塗りマスクの非人間的な薄気味悪さ、それらを助長するカーペンター自信によるテーマ曲も素晴らしい。 それにしても、ルーミス医師(ドナルド・プレザンス懐かしい!)がマイケルを悪魔と断じているところに、時代を感じますね。 劇中では幼少時に姉を殺した、というだけなのですが(だけ、というのもアレですが)、ルーミスさんは発見即射殺も辞さない態度ですからね。彼がそこまで彼を危険視し恐れる根拠が、冒頭の凶行と「あの目は悪魔の目だ」というだけというのが、今のご時世だと、かなり短絡的に感じられます。 まぁ、劇中のマイケルの怪物じみた立ち振る舞いによって、後付で説得力は増すわけですけど。 その立ち振る舞いですが、こうして再見してみると、かなり後期ジェイソン(勿論、13金の)に影響を与えてるのがわかります。 ジェイソン君は6作目で「モンスター化」するわけですが(それ以前はかろうじて人間だったのです)、モンスター化ジェイソンとマイケル・マイヤースの動きにはかなり共通した部分があるように思いました。 非人間的な殺人鬼のスタイルが、既に完成されていたんですね。さすがは、元祖! それにしても、ルーミス先生の後手後手な行動、ちょっと笑えますよ。 上の写真もそうですが(車を運転してるのがマイケルw)、後半「ヤツは実家に戻るはずだ」と言って彼の生家(今は空家)前で張り込みをしてるんですが、その間に凶行は繰り返されています。 いや~、やっぱ市民にも報せとくべきだったんじゃね?^^; おまけに後半マイケルは実家に立ち寄りもしないしw ![]() うん、今作では控えめな演出だけれど、「ホラーと笑いの相性は良い」のは、このスラッシャーの元祖で既に表明されていたんですね! (カーペンターの意図かどうかはともかくw) なんとまぁ多くの要素が完成されていることか!カーペンター凄い! そんなわけで、所謂スプラッター描写は皆無だけれど、かなりの満足をした私は、引き続いてロブ・ゾンビ版リメイク「HALLOWEEN」に突入したいと思います。 ![]() ※このブログはトラックバック承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
こんにちは~。 子供の頃に地上波で観たっきりの映画って、結構おおいですよね。 私も13金などは殆どそのパターンです^^; 大工版「ハロウィン」は、血の量は全くもっておとなしい映画ですが、独特の緊張感が心地よい傑作でしたね。 ルーミス先生の使えなさと共に、さすがは後世に語り継がれるだけの事はがあると思います。 なんと奇遇な事に、私も先日ゾンビ版「ハロウィン」を観たトコだったんですよ~♪ またもや以心伝心だったのかしら・・・>< でもるしはたんにはOLDさんという人が・・(p_q*)シクシク ★アガサさん
久しぶりに観たら、かな~り忘れてましたよ。 冒頭のマイケル脱走直後の患者がウロウロさまよってるとこなんか、なんかゾンビ映画っぽくてワクワクしちゃいました♪ それにしても、キッチリと手法と方法論が確立されてるのには驚きましたよ。ホント、後世に語り継がれるだけの事はありますね。 ゾンビ版、実は私も観たとこで、そしてなんでかネガ感想に・・・orz アガサさんの感想が激しく気になります・・・ドキドキ。 それにしても奇遇な以心伝心ですね~最近OLDたん、なんだかアタシに冷たいし、この際浮気しちゃおうかしら・・・そうすればOLDたんも焦って振り向いてくれるかしら・・・ドキドキ(誰か止めれ)
|
最新のコメント
カテゴリ
タグ
映画(145)
Xbox360(48) 小説(40) ゾンビ系(39) アニメ(28) 輸入盤DVD(27) ブログ(24) DVD(21) YouTube(14) モンスター系(10) 特撮(10) 漫画(10) 洋ゲー(10) コードギアス(9) ジャック・ケッチャム(8) スラッシャー系(8) 拷問系(8) 狼と香辛料(8) NDS(7) アメコミ系(7) 以前の記事
2009年 01月
2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 検索
最新のトラックバック
ネームカード
Link
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||