ホステル2

さて、ゲームの購入スタンスは以前書いたが(ああでもBIOSHOCKやりたいよおおおおお)DVDの購入スタンスも似たり寄ったりです。
とにかく今年は積みDVDを消化する、が目標です。
ブログの縁で色々な方々にいっぱいお借りしているのに、それらも積んでいますからね・・・失礼にも程がある!!
なので、去年のように「気になるから買う」というのはナシです。
しかし、勿論「コレは!」というのは買いますよ?
例えばこの記事タイトルの「ホステル2」であるとか、3月の「グラインドハウス(無論USA公開版収録BOX)」「バイオ3」、4月の「ヒルハブ」「ゾンビーノ」「スリザー」「ベオウルフ」なんかは(・・・って4月ヤバくね?)確実に。
からだに悪い我慢はせず、しかし少数精鋭で、がコンセプト。
「気になる」のは、ディスカスで。ディスカス率が高まりそうですね。

と、いうわけで、「ホステル2(原題:HOSTEL PartⅡ)」
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実は、拷問殺人の犠牲者はオークションで落札されていたのです!(拉致られる以前に!)

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白熱する競り合戦。

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競りを演じるのが妻子ある一見普通の人々なところが怖い。
こうやって携帯やPDAで競ってる横でお子さんがアイスクリーム舐めたりしてるんですよ。
ところで会社のPCで落札に励むビジネスマン氏。
それは会社側から見ると簡単にバレるので止めましょう(笑

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激戦の末、落札を喜ぶトッド氏(ビジネスマン・拷問殺人童貞)

イキナリ脇道に逸れますが、ホラーやスラッシャーは言うに及ばず、映画自体も「逆転」というのが重要な要素だと思うのです。
特にスラッシャー映画は犠牲者(所謂ファイナルガール)がラストに殺人鬼に対して痛烈な逆襲をかますところに、「逆転」による最高のカタルシスがあるのです。
この、「犠牲者自身による」という部分も結構大きくてですね、例えば刑事アクションなどでは「犠牲者(被害者)」と「逆襲者(刑事)」の役割が明確にわかれていたりするわけですが、その役割を統合することにより感情移入度も増し、カタルシスも倍増されるわけです。
(だから、好きなんだよなぁ、このジャンル)

前作「ホステル」では、その方程式を手堅い演出でキッチリ描き、「拷問殺人」という過激な題材のわりに、実に真っ当な映画に仕上げた我らがイーライ・ロス兄貴(実は私より年下と知って吃驚w)。
その続編はまさに「ブラボー!」の一言でありました。



まず、私的に前作で不満だったのが、逆襲が完璧ではなかったこと。
友人を殺した男への復讐は果たしたとはいえ、結局、営利拷問殺人集団「エリート・ハンティング」はそのままでしたから。
しかし!

この続編はまず前作の主人公が決して逃げおおせられたわけでないことを描き、「エリートハンティング」がそう簡単に潰せやしない組織であることがわかります。
それはイコール、新たな犠牲者達の行く末が前作より断然厳しいことを意味します。
実際、前作での脱走事件を教訓に、セキュリティ等が格段に向上!
やはり、顧客サービスの向上は、娯楽産業には欠かせませんね!(えー
また、同時に拷問殺人童貞二人の脱・童貞が同時に描かれ、いろいろな意味で序盤から緊迫感たっぷり。

その童貞二人組みの投入が、ホント大正解。
彼らの入会を通して「グレート・ハンティング」の内側が描かれ、前作では「単なる謎の組織」でしかなかったものにリアリティが備わったのは大きい。
そして、童貞二人のキャラ造形がもたらす演出効果がなにより素晴らしい。
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やる気マンマンなトッド。(右)
現実感の沸かないままトッドに連れられてきちゃった気弱なスチュアート。(左)
二人のキャラクターは、いかにもなんか馬鹿をやらかしてくれそうで、女子大生犠牲者の絶望的行く末に修整を加えうる要素は彼らしかありえないことが(いい意味で)見え見えなので、こちらの期待もいやがおうにも高まります。

そして、そこからは「逆転」の連続。
ここでの「逆転」はキャラクター性の逆転ですね。
「エイリアン2」で全然役立たずなアポーン中尉が、最後の最後で男気を見せた、アレです。
(勿論逆ベクトルのもアリ。そこは本編観てほしいデス♪)
そして、いよいよどん詰まりにおける、最後の大逆転。
あそこを見た瞬間に思いましたよ。

「この映画はホラーじゃないな」と。
念のため言っておきますが、コレは褒め言葉ね。
同時に、ホラーというジャンルを貶める意図でもありません。
純粋に、感心したんです。
ホラーで括るよりは、むしろ「ブラック・ユーモア」かな。
実際、残酷シーンは前作に比べれば激減してますし、遥かに一般向け作品となっています。
(ぶっちゃけ、最近の「ソウ」シリーズの方が100倍グロい)

ようするに、何が言いたいかというと・・・
イーライ・ロスは馬鹿に出来ないぜ?
ということです。
映画の演出屋として、彼の力量は本物だな、と唸らされました。
そして勿論、彼のホラー愛もまた本物です。
これからも、一癖も二癖もある、演出的に見応えのある変化球ホラーを投げつけてくれるに違いないと、私は期待してやまないのでありました。


さて、真面目に語るのはこれくらいにして☆
イーライ作品の醍醐味は、やはりメイキング映像
「キャビンフィーバー」ではインタビューアーにホラー談義をマジ語りし、「ホステル」では自身のシャワーシーンをサービス(笑
そして今回も、
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スタッフ一同でスパ堪能(笑)
と、またしても露出趣味全開かと思いきや!
今回の主役はイーライ兄貴ではなかった!今回の主役は、そう、この人!
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製作補マーク・バクナス氏!(誰w

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噂のマークさんの肉体美・・・マジ凄いw
ちなみに彼がシャツを脱ぐシーンはスローモーションです(笑

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そして、何故かメイキングの途中に挿入される、彼のトレーニング・シーン。(勿論スローモーション)

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何故かバックに気だるいラップミュージック。(勿論スローモーション)

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そして、マーク的ボディを目指してトレーニングに励む監督はじめスタッフ一同。

・・・って、アンタら、撮影は?

やはりイーライ作品のメイキングは一味も二味も違うぜ!
一生付いていきます、イーライ兄貴!

そんなわけで、2にあわせて発売された「ホステル・デラックス・コレクターズ・エディション〈完全版〉2枚組」がひじょうに羨ましい私です。
だってさ、2枚目の特典ディスクは全て新規収録なんですもん!
み・・・観たい・・・くそう、オイラもベスみたいに金持ちだったらな!><

しかし、頑張って家庭を維持しているサラリーマンより、女子大生の方が金持ちっての、ちょっと泣けた><

あと、前回「女性の裸を出しすぎ」との批判を受けて、イーライ兄貴は「それじゃあ」と女性向けにサービスシーンの配慮をしたらしいのだけど・・・

それにしてもチ○○出しすぎだと思いました><
しかも無修正だし(汗
あー!痛い痛い痛い!引っこ抜いちゃらめぇ!><
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by rushiha666 | 2008-02-24 19:56 | 映画感想‐ホラー‐
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